禁煙する為の下準備?タバコを吸いたい理由を知る。

2018年2月24日

どうも、わかたけです。

 

皆さんは、新年の目標って決められましたか?僕は今年どうしても達成したい目標が二つあります。一つは、このブログの運営がうまく行く事。そしてもう一つの目標、それは…

 

禁煙です!

 

タバコとは長い付き合いです。別れては、よりを戻しての繰り返しでウン十年やってきました。いわゆるクサレ縁ってやつですね。でも、今年こそははっきりさせて、その関係を清算したいと思います。皆さんは喫煙されていますか?少しでも禁煙しようと思うなら、今回の記事は役に立つかもしれません。一緒に禁煙チャレンジしましょう!

 

 

禁煙前にタバコについて知る

禁煙する為には、タバコがどんなモノなのかシッカリと把握する必要があると思います。彼を知り己を知れば百戦殆からずと言う言葉があるくらいなので、禁煙の為にタバコについての知識を学んでいきましょう。

 

タバコ喫煙の歴史

タバコの喫煙の歴史というと、4~5世紀にはアメリカ大陸で喫煙をしている風習の痕跡が確認されているそうです。15世紀になり、アメリカ大陸から欧州へも喫煙の習慣が広がって行きます。最初に伝えたのは、あの有名なコロンブスだと言われています。

 

日本への伝来は、室町後期から安土桃山時代に渡来した、ポルトガルの宣教師たちによってもたらされたと言われています。その頃はキセルによって喫煙していたようで、江戸時代になる頃には全国に普及していったようです。ただ、この頃のタバコは非常に高価で、一部の裕福な武士や商人しか喫煙できませんでした。

 

江戸の中期になる頃に、タバコの値が下がり庶民にも喫煙の習慣が浸透していく事になります。庶民に馴染み深い習慣になると、タバコに関するアイテム(キセルや煙草入れなど)の工芸品が発達していったようです。

 

これって今の時代なら、アイコスやグローのケースやカバーなどのオプション品が、バカ売れしているのと同じ事なんでしょうね。江戸時代から、人間の行動ってあまり変わってないんですねぇ…興味深いです。

 

一般に浸透した煙草は、時の将軍などに禁煙令などを出されるなどしてきました。ですが、禁止されても、そのうち解禁になり完全に禁止される事が無かったようです。やっぱり、一度吸い出すと人間なかなか煙草って止めれないんでしょう。その吸いたい衝動を、国は利用するようになります。

 

近代になると、政府は煙草を専売にして税金を取るようになりました。タバコ税とバカにできませんよ…その税収は、戦争する為の財源にあてられる程あったようです。

 

今の時代でも、タバコの税金ってすごいですもんね。440円のタバコを例にすると、440円という価格の内で税金は、なんと約278円取られています。そんなに簡単な話ではありませんが、タバコの価格は170円程度って事になります。そう考えると、すごいボッタクリ感が出てきますねぇ。

 

ちなみに…このタバコ関係の税金ですが、なんと!年間で2兆円を超える税収があるそうですよ。健康促進なんて言ってますが、本気でそう考えているなら全面販売禁止にすればいいんです。でも、それをしないのは、誰も文句を言わずに納めてくれる、2兆円を超える税収を手放したくないからなんでしょうね。

 

そんなボッタクリなタバコ。健康にも良くない、お金も無駄だ…って、吸っている人は頭では分かっています。でも、やめられないんです。その理由は何なのか見て行きましょう。

 

タバコを止めれない理由

歴史を見ても分かるように、人間は一度吸い始めたタバコをなかなか止める事が出来ません。昔の人もタバコを吸うと健康に良くないって、シッカリと認識していたようです。それなのにタバコを止められない理由って何なのでしょうか?

 

 

その原因はズバリ!ニコチンのもつ高い依存性が原因です!!タバコを吸っている人なら、一度は聞いた事があるでしょう。喫煙によって、人はニコチン依存症になってしまうのです。

 

では、ニコチン依存症のメカニズムを説明していきます。人がタバコを吸うと、ニコチンは脳の内部にあるニコチン受容体に結合します。その結果、快感物質であるドーパミンが大量に放出され、タバコを吸った人は快感を味わうことができます。

 

タバコを吸う人がよく言うメリットで、「タバコを吸うと気持ちが落ち着く」であるとか「気分がホッとする」といった効果は、ドーパミンが放出された事による作用なのです。

 

ですが、30分もすると体内のニコチンが切れて、逆にイライラしたり落ち着かない等の禁断症状があらわれます。その禁断症状を解消しようと、人はまたタバコを吸うのです。そうした繰り返しにより、人間はニコチン依存症になっていくのです。

 

このルーティンに入ってしまうと、人はタバコをやめるのが困難になります。ニコチン依存症から抜け出すのは難しく、その難易度はコカインやヘロインをやめるのと同程度の難しさと言われています。

 

タバコが止められない理由は、本人の意思の力の前に、ニコチン依存症というメカニズムがあるからなのです。そのメカニズムがある故に、意志だけの力ではどうにもならないので、禁煙する事が難しいんです。

 

 

まとめ

今回は、禁煙をする為の下準備ということでタバコに関しての歴史や、やめられないメカニズムを調べました。彼を知り己を知れば百戦殆からず!!この言葉を実践すべくタバコに関する知識を深めて、その上で、今の自分がどんな状況なのかをしっかり把握しましょう。

 

そうやって、禁煙への道を一歩一歩と進むのが、正攻法だと思います。みなさんも、あせらずに禁煙に挑みましょう!

禁煙の下準備が終わったなら

 

では、また。わかたけでした。

 

 

禁煙

Posted by wakatake