お疲れ様、暖房器具。次のシーズンにしっかり使う為、収納前にメンテしませんか?

どうも、わかたけです。

 

寒さがすっかり薄れて、暖かい日が続くようになりました。暖かくなってくると、寒いシーズンで大活躍していたモノが、だんだん必要なくなってくると思います。

冬物の服なんて、かさばるから早く衣替えして収納したいと思いますよね。また、冬場に大活躍していた暖房器具も完全にお役御免だと思います。

 

1シーズン頑張ってくれたストーブやファンヒータ、収納する前にちょっとした手入れをしてあげると、次に使う時に安全に使う事ができ、また寿命も長くなります。

 

今回は、暖房器具を収納する前に出来る手入れをご紹介したいと思います。

 

暖房器具を収納前に手入れする理由

1シーズン働いた暖房器具全般に言える事ですが、使用する時期はやはり冬の寒い時期になります。寒い時期は湿気も少ないので、ホコリがよく舞う季節だと言えます。つまりは働いている暖房器具にホコリがよくたまるのです。

ホコリがたまると、暖房の効率が落ち無駄に電力などを消費する事になります。

またストーブなどは、ほこりがたまり火事につながる可能性もあるので手入れは本当に重要です。

 

本来は、シーズン中もしっかりとこまめな手入れをしてあげるのが、一番よいのですが…なかなか実行できない人も多いのではないでしょうか?そこで、1シーズン頑張ってくれてありがとう!の意味も込めて、収納する前にしっかりと手入れをしてあげる事を習慣にしましょう。

 

手入れをしっかりとしてあげる事は、暖房器具の寿命をのばし安全に使う事につながります。また暖房器具にたまったホコリを、収納する場所に持ち込まないという意味でも大事な作業だと言えます。

 

 

各暖房器具別、お手入れ方法

では、各暖房器具別にどのポイントに気をつけて、お手入れしていけばよいのか?をご紹介します。

 

ストーブ

ストーブは色々なタイプに分かれます。それぞれどのようなお手入れが必要なのでしょう。

○反射式ストーブ

反射式ストーブとは、熱発生源の背面に反射板を備えたストーブをいいます。電気でも石油でもありますが、ストーブに良く見る鏡面状の板が反射板ですね。

この反射板が汚れた状態だと、暖房効率が下がり暖房費が上がる原因になります。なので、普段からきれいに保つ事が大事です。

収納する前は、ほこりやすすなどをしっかりとふき取ってピカピカにしてあげましょう。

 

 

○対流式ストーブ

対流式ストーブとは、暖かい空気が対流を起こす事を利用し、部屋全体に暖かい空気を送り届けます。部屋をまんべんなく温めるのに向いているストーブです。よく学校にあるストーブは対流式のストーブが多いですよね。

点火する場所の筒状の周りに、ほこりなどがたまっていないか確認しましょう。たまっているのならば、しっかりと拭いてあげてください。

 

また石油ストーブに関しては、石油タンクの中は収納前に確実に空にするようにしましょう。

一年置いた灯油は劣化しており、その灯油を使う事によりストーブに不調をきたし事故の原因になる事があります

 

石油タンクを空にすると同時に芯のから焼きしてあげます。この行為はから焼きクリーニングとも言われているようで、芯をしっかりと加熱する事によりストーブの芯の不純物を取り除く事ができます。

 

最終的に勝手に火が消えるまで点火してあげると、ストーブ内部の灯油も使い切る事ができ翌シーズンに劣化した灯油を使わずにすみます。

 

 

ファンヒーター

空気を取り込み、それを温めて排出し部屋を温めるファンヒータ。ガスや石油などありますが、基本的なお手入れは、背面にあるフィルターをしっかりと掃除してあげる事です。

みなさん御存じでしょうが、

空気を取り入れるフィルターがホコリでつまっていると、暖房効率が下がります

 

また、そのまま収納するとホコリをばらまいてしまいます。ですので、しっかりと掃除機でホコリを掃除してあげましょう。

 

エアコン

エアコンもファンヒーター同様、しっかりとフィルターを掃除してあげましょう。エアコンは夏の暑い時期も使用するので、こまめに掃除するのは電気代節約としても意味が大きいと思います。

フィルター以外にも、見えにくいエアコンの上部や側面もついでに掃除してあげましょう。

 

こたつ、電気カーペット

 

こたつですが、ヒーター部分に結構な量のホコリがたまっています。1シーズン使っただけでも驚くくらいホコリ君が居座っています。ホコリが溜まりすぎると、たまに焦げくさいニオイがしたりします。しっかりと掃除機をかけて、ホコリを成仏させてあげて下さい。

 

電気カーペットは、ダニやほこりが内部にひそんでいるので掃除機をかけて清潔にしてあげて下さい。洗濯できるタイプは、洗ってあげるとよいですし洗濯出来ないのならば、干して表面をブラシなどではいてあげるといいと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は暖房器具を収納する前にやりたい、ちょっとした手入れをご紹介しました。

 

来シーズンも安全に、より長く暖房器具を使う為にも、季節の変わり目で手入れをしてあげるのは重要な事だと思います。寒い時期の、暖房器具による事故も毎年発生しており、ちょっとしたお手入れによって、防げる事故もあります。

また手入れする事により暖房効果もあがり電気代や燃料代が変わります。

実際にどれも、やろうと思えば簡単にできるものばかりです。安全面でも経済的にも良い事ですから、みなさんも是非お試しください。

我が家も、しっかりエアコンとファンヒーターを手入れして収納したいと思います。

 

では、また。わかたけでした。