現場で働く作業員が選ぶ!オススメの安全靴をご紹介。安全靴レビュー!

2018年4月11日

どうも、わかたけです。

 

現場で作業している方、みなさんはどんな安全靴を履いていますか?作業をするうえで、足を守る安全靴は、かなり大事なアイテムだと思いますし実感しています。足の指先に、ちょっとした重さの荷物を落したり、どこかに足をぶつけたりした時に、怪我をするかしないか。

それは、履いている靴の防御力によって決まります。その時に普通の靴と安全靴の差が顕著に表れるのです。

 

そんな大事な安全靴ですが、これまで僕はかなりの数の安全靴を履いてきました。昔は、消耗品なのだから…と、作業服屋さんやホームセンターなどで、そこそこ安価な安全靴を買い履いていました。

が、やはり安価なものはそれなりの性能だと、ここ数年で確信しました。

価格が高くても良い物はやはり良い!と思えるようになったのは、ある時出会った安全靴がキッカケです。そこで今回は、僕がそれ以来、ずっと使用している安全靴をご紹介したいと思います。

 

 

ミドリ安全 HGS330F 静電

僕が最近ずっと買っている安全靴がこちらです。ちなみに裏面はこんな感じです。

 

ミドリ安全 HGS330F 静電

詳細情報から

○規格

JIS T8101 革製 S種E・F合格、
JIS T8103 ED-P/C2合格

 

○仕様

●製法:I式
●先芯:ワイド樹脂
●甲被:牛クロム革(ソフト型押)
●中敷:EVAカップインソール(抗菌・防臭)
●靴底:新発泡ポリウレタン2層底(スーパーPU)
●重量:1,060g/足

 

○特長

■耐滑底
油や水など滑りやすい床面での作業に適した滑りにくい靴底です。

■静電気帯電防止仕様
静電靴は靴底から静電気を逃し、スパークの発生を防止するために開発されました。

■ワイド樹脂先芯
足先への圧迫を抑える、幅広いワイド樹脂先芯。
※軽量で、鋼製先芯と同じ安全性(S種)を持っています。

■新ポリウレタン2層底(HG)
軽量でクッション性に優れ、発泡ポリウレタンより更に耐摩耗性がある滑りにくいソールです。

ミドリ安全HPより引用

価格は、標準価格でサイズ23.5~28(EEE)までは、23,200円、29と30(EEE)は32,600円(共に税抜き)となっています。

 

僕の場合、普段の作業をする時は長靴タイプの安全靴を使用しています。普通のスニーカータイプの安全靴を履くと、脚絆(きゃはん)を足に巻かないといけない為、面倒くさいのでこの長靴タイプを使用するようになりました。

 

上の画像を見た感じだと、靴を履くたびに毎回靴紐をくくらないといけないように見えます。ですが、実は横サイドにファスナーが付いています!なので、横のファスナーの開閉で簡単に脱ぎ履きができます。これがかなりの利点です。

 

ちなみに、この安全靴は昔に会社で安全靴の安売りをしていた時に偶然出会いました。それまでは、作業着屋やホームセンターで約5~6千円の長靴タイプの安全靴を買っていたのですが、会社の安売りで同じような値段でたたき売りしていたのを、モノは試しと購入しました。

 

この安全靴の使用感

履いた感想ですが、「やはりミドリ安全の安全靴、完成度が違う!!」です。それぞれの作りが、本当にしっかりしているんです。縫製やソールの接着面、そしてサイドのファスナーなど…どれをとっても、手抜きな所がありません。

 

ミドリ安全の製品は、どの作業用品もしっかりしています。しっかりしているのですが、やはり…その分お値段も高めなんですよね。そこがネックで、日常消耗品で値段がかかるのは…やはり厳しいものがあります。

 

話を安全靴に戻します。

靴の素材に革が使用してあり、その分やはり靴の重量が重くなります。上の詳細で見て頂けると分かると思いますが、重量で見ると1060gは靴としては重いと思います。ですが…履いてみると不思議な事に、それほど重さを感じる事なく作業に集中できます

 

僕の仕事ではグリスを踏んでしまう事や、滑りやすい場所での作業も多々あるので、この安全靴の耐滑性はかなり重宝しています。日々の仕事で、滑る事に気をつけて仕事をする事がないので、性能としてはかなりのモノだと思います。

 

ミドリ安全の安全靴…やはり作りや素材がしっかりしているので耐久力もかなりなモノがあります。それまでの安物の安全靴は、靴の表面に合皮が使用されています。合皮なので、重量が抑えられるのですが…やはり耐久力がよろしくありません。特に足の曲げ伸ばしをする部分に、顕著に現れます。

 

この写真は、半年程使用した合皮の安全靴ですが…このようになってしまいます。

合皮部分が、完全に割れてしまい穴があいてしまいます。ですが、このミドリ安全の安全靴ならば…

この様に、割れていません。革を使っているからでしょうが、それ以外の部分もまだまだしっかりしています。ちなみに…これは一年以上使用している状態です。比べてもらえれば、その耐久力の差が分かって頂けると思います。

 

靴底はこんな感じです。

僕の歩き方が悪いせいもありますが、それでも一年以上使用してこのレベルならば、かなりの耐久性だといえます。この状態でも、まだ水たまりを歩いても靴の中に水が入ってくる事がありません。

 

仕事中に飛んだり跳ねたりする事もあるのですが、ソールがしっかりとしているので足への衝撃もかなり和らげてくれます。静電性能は、僕の仕事では意味のない機能なので、その性能は判断できません。

また安全靴の名前の通り、その防御力も◎です。結構な勢いで足をぶつけても、しっかりと足を守ってくれます。

ちょっと長々となってしまったので、もう一度この安全靴の良い点悪い点を少しまとめてみます。

 

この安全靴の良い所

①縫製やつくりが本当にしっかりとしている。

②革製で、安全靴自体の重量があるが、そこまで気にならない

③底のラバー性能により、耐滑性があり作業に集中できる。

④ソールのクッション性がよく、安全靴の割には足への衝撃を軽減してくれる。

⑤圧倒的な耐久性能。かなり長持ちする。

 

この安全靴の悪い所

①価格が高い(基本価格が2万円オーバーは消耗品としては、かなり割高)

②革製品の為、雨の後や汚れた時にしっかりメンテナンスをしないといけないので面倒。
(メンテナンスをしっかりすると、2年くらいもつかもしれません。僕の場合はなんの手入れもせずに、1年以上使用できています)

③通気性が悪く、けっこう足が蒸れる

 

 

まとめ

今回は、僕が実際に仕事で使用している安全靴のレビューをしてみました。良い面ばかりではなく、悪い面もありますが、それを差し引いても、この安全靴はかなりオススメだと思います。

 

ただ、使用する場面として軽貨物を扱う倉庫などでは、少したいそうな感じがしてしまうかもしれませんね。

やはり、道具はその使用する場所に最適なモノを使用するのが一番です。そういう倉庫ならば、軽量のスニーカータイプの安全靴の方が良いでしょうし、鉄鋼業などの工場ならば、もっとそれに適した安全靴があると思います。

 

この安全靴を使用するなら、工場や物流でも重量物を扱う(港湾関係)、滑りやすい場所での作業が多い現場などがオススメです。一度興味がわいた方は使ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、標準価格は2万超えですがネットで探せば8千円程で買えたりしますよ。

 

例えば、4千円程の安全靴を年に一度履きかえるとしても8千円ほどかかる訳ですよね。これも8千円程で買えます。耐久性に優れているので、一年以上はもつのでランニングコスト的にはこちらの方が安くつくと思います。

おそらく、安全靴の性能としてもこちらの方が上だと思うので、多少高くてもやはり僕はこちらをオススメしたくなります。

 

以上今回は、安全靴のお話でした。

 

では、また。わかたけでした。

 

靴のニオイが気になる時は、しっかり対策しましょう

靴のニオイ対策