コインパーキングのトラブル。最大料金の仕組みに注意!

2018年5月4日

どうも、わかたけです。

 

みなさんは、お出かけする時の交通手段になにを使っていますか?電車やバスなどの公共交通機関を使われる方も多いと思われますが、やはりメインの移動手段って車ではないでしょうか?家族が増えれば増える程、車の方が楽ですしトータルで運賃は安くなりますよね。

 

そんな車移動でかかせないのは、駐車場ですよね。いわゆるコインパーキングです。僕はこの間、コインパーキングで少し痛い目に遭いました。今回は注意喚起を込めて、コインパーキングにまつわるお話をしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

コインパーキングでの悲劇

嫁さんの実家にお泊まりした時の話です。今までは嫁さんの実家にお呼ばれする時は、家の前に路上駐車をする形で駐車していました。まぁ、少し路地の入った所にあるのでご近所さん同士もお互い様って感じで皆さんも駐車している感じです。

 

ですが、最近コインパーキングが完成しました。場所も徒歩1分もかからない所なので今回はパーキングに駐車したんです。最大料金も500円とありますし、3日停めても1500円だと思っていました。

 

ゆっくり二泊もさせてもらい、嫁実家を後にしました。で、まぁ普通に駐車料金を払おうと精算機で精算ボタンを押すと…

 

は???6900円!?なんじゃ、こりゃ???

 

いやいやいや、24時間最大500円ってしっかり書いてあるのになんで?ちょっと腹たってきた僕は、書いてある電話番号に電話しようとしたところ、嫁さんがこれじゃないの?と指さしました。そこには…

入庫後24時間を過ぎますと通常料金が加算されます」………うん、書いてるね…確かに。なんかやらしい書き方ですよね…思いっきり24時間最大500円って書いてるのに、こんなに小さく24時間後は通常料金って…それなら初回24時間まで!とかの注意書きも大きく書いて欲しいもんだ。

 

読み落としをしていた僕が悪いので、諦めて6900円を支払いました。今回の僕の場合だと、面度くさくても一日たった時点で、一度車をだして再度入場すれば1500円でいけたんだと思います。差額5400円って大きいです…家族で一回外食にいけたよね~ちくしょー(涙)

 

 

コインパーキングにまつわるトラブル

ちなみに、今回のようなコインパーキングのトラブルですが全国的にもよく起こっているようです。2017年に国民生活センターへのコインパーキングに関する相談は151件を超えていたようです。主な相談は、

 

○僕のように、最大料金以上の料金を取られた
○駐車券を紛失した時に、高額の料金を請求された

 

最大料金に関しては、僕の体験とまったく同じ理由で一日最大○○円とか、当日最大△△円とか書いてあるけれども、看板のどこかに小さく「ただし最大料金適用は初日のみとか、24時間以降は通常料金がかかる」と書いてあるパターンが多いようです。

 

駐車券紛失ですが、駐車券を紛失し高額請求?国民生活センターへの相談

この相談によると、コインパーキングの駐車券を紛失した方がおられました。その方は紛失した際の手順にしたがい精算機の紛失ボタンを押したそうです。そうすると、精算金額が2万円と表示されたのです。

 

その方は急いでいたため仕方なく2万円を支払って出庫したそうですが、30分も利用していないので本来の料金は100円、あまりの高額の請求に納得できず国民生活センターへ相談されたようです。

 

確かに、2万円請求されると怒りを覚えてしまいますよね。それが、ほんの30分も使用していないなら余計イライラすると思います。駐車券紛失に関しては、色々なコインパーキングや駐車場を見ても少し割高に設定されている気がしますね。僕がよく使うコインパーキングでも5000円って書いてありました。

 

でも、これはパーキングのオーナーから見ると防衛策みたいなモノなのでしょう。昔はこんな事なかったんだと思います。でも、一部の悪い利用者が現れて駐車券を無くしたと偽り利用時間よりも少なく申告して駐車場側に損害を与えていた…その対応の為にこうなってきたのでしょう。

 

それでも駐車場側は、もう少し臨機応変に対応できないんでしょうかねぇ。この相談者の場合は、管理会社の人に防犯カメラとかを見てもらって実際に判断出来ないのかなぁって思ってしまいます。まぁ急いでたから、余裕も無かったんでしょうけど。裏を返せば、駐車場側もひとつひとつ確認するのも面倒って事になるんでしょうが。

 

そう言えば、利用した事が無かったのですが、僕の会社の近くに柵の無いコインパーキングがありました。おまけに車を駐車すると起き上がるプレートも無い…つまり出入りが自由なコインパーキングです。数台の防犯カメラは設置してあり、一応精算機も置いてあります。

 

でも柵もなく勝手に入って勝手に出るのが可能なので、だれもお金払わないんじゃないの?と思っていたんですが、ここまでフリーな感じにされてしまうと、人間不思議な感情ですが…逆にズルしないんですよねw

 

会社の人達がその駐車場を使用する度に、「きっと防犯カメラでナンバープレートが記憶されている、だから無断利用すると通報されるんではないのか?最大料金500円ケチって御用になるのは情けない…」って感じで利用した時は、絶対にお金を払っていました(いや、普通なんですがW)

 

話が脱線しましたが、コインパーキングに関するトラブルは、国民生活センターへ相談されただけでも全国で100件を超えています。相談しない人も居る訳で(僕も相談してませんし)そういう人を加えると、結構な件数が発生しています。皆さんも身近な話なんだと考えて、コインパーキングを利用する際は注意しましょう。

 

 

トラブルに遭わない為に

 

では、具体的にコインパーキングでのトラブルを回避するにはどういう行動をするべきでしょうか?

 

これは、面度くさいですが単純にしっかりとパーキングの看板を見ましょう。出来る事ならば、入庫する前に、車を降りて看板をしっかりと読む事をオススメします。

 

確認するポイントは、最大料金の適用方法です。初回限りなのか、繰り返し適用されるのかをシッカリと確認しましょう。24時間以内に出庫するから大丈夫って思っている方も、気を抜いてはいけませんよ。適用になる時間帯を設けているパーキングもありますし、特別期間を設けている駐車場があったりもします。

 

ちなみに年末のイルミネーションの時期に、特別料金を取る駐車場もありました。

 

また、駐車券も無くさない為にしっかり車に置いておいたり割引をうける為に持ち出すならキッチリと決まった場所にしまっておきましょう。

 

万が一紛失した場合に、通常の利用料金をはるかに超える高額料金を請求するような利用規約は、消費者契約法の不当条項(消費者契約法第10条)に該当し、不当な請求となる可能性もあります。

 

その金額の程度や利用規約の表示されている方法、そして利用者が利用時間を合理的な根拠をもって説明した場合に、通常の利用料金に修正してくれるのか?

 

これらの状況次第では、上記の不当条項に該当すると考えられます。なので全てにおいて、シッカリと確認する事!これがトラブルを避ける一番の近道と言えます。普段から実践し、確認する事を習慣化していきましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?身近なコインパーキングのトラブルを今回は特集してみました。自分にも言えるのですが、少し確認すれば24時間毎に車を出し入れするなどの工夫で、6900円という高額駐車料金を払わずに済んだと思います。何事も確認する事の大事さを痛感しました。

 

皆さんも、普段何気なく使っているコインパーキングがありましたら、一度看板をよく読んでみる事をオススメします。意外な落とし穴があるかもしれませんからね。

 

では、また。わかたけでした。

 

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