大阪の人間なら誰でも知っている551蓬莱の豚まんとは?その美味しさに迫る!

2018年2月18日

どうも、わかたけです。

 

皆さんは「551の蓬莱」って知っているでしょうか?関西人なら知らない人が居ないメジャーなお店ですね。ここで有名なのは「豚まん」関西の人間に愛されてやまない食べ物です。

あ、ちなみに豚まんって関西弁らしいですね…肉まんって言うのが正解のようです。でも、豚まんって言う方がシックリくるんですけどね~。

 

今回は、関西人大好きな551の蓬莱について記事を書いていきたいと思います。

 

 

551の蓬莱とは

 

関西では、有名すぎて知らない人がいないと思います。昔からミナミ(難波)に出かけたら、551の豚まんをお土産に買って帰るって言うのが、超定番です。そんな551ですが、実は創業当時は豚まんを作っていなかったそうです。

 

1945年(昭和20年)大阪の難波に「蓬莱食堂」として始まった551ですが、創業当時はカレーライスを販売していたそうです。これがヒットし食堂は大繁盛でした。

創業者の方は、新しい事を取り入れるのが得意だったようで、翌年には洋菓子部門を設立し、クリスマスケーキを販売しました。これも爆発的なヒットを記録したようです。豚まんが誕生したのもこの年だったようです。

店舗が火事で焼失する不幸を乗り越え関西で着実に店舗を増やしていきました。豚まんの人気が定着しつつあると、その頃ではまだ珍しかった店舗での実演販売を各店舗で始めるようになったそうです。

 

アイデアはまだ尽きません。人気の豚まんですが、夏にはやはり売上が少し落ちていたようです。そこで夏の暑い時期にはやはり冷たいモノ、という事でアイスキャンディーを販売し始めました。豚まんを作っていて、そこからアイスキャンディを作ろうとする貪欲さは、本当に素晴らしい柔軟さだと思いますね。

 

豚まんと並びアイスキャンディも関西では本当に有名です。余談ですが、大阪でアイスキャンディと言えば551と北極という二大勢力があります。どちらも関西人に馴染み深い、夏の風物詩だと思います。

 

しかし…ここまで人気が出たなら、普通は全国進出を狙うと思うのですが、実は551が関西にしかない理由があるんです。これがまた深いんですよ。

 

現在、551の店舗は大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、兵庫に61店舗があります。全ての店舗は、大阪市の桜川にある本社工場から、保冷車で150分以内に生地を配送することができる場所に出店されています。

その理由は、豚まんの生地の発酵度合いと関係しているようです。イースト菌は生きて発酵を続けるため、最高の発酵状態をキープできる時間は「150分」しかないのだそうです。

これ以上発酵時間が長くなってしまうと、あのもちもちの食感が生まれない…美味しさを第一に考えた結果が150分圏内の、店舗展開に繋がっています。したがって、551の豚まんは生での販売はされていません。これも、生地の発酵が進んでしまうという理由によるものです。

 

551の豚まんは、これらのアイデアや味へのこだわりにより、関西のソウルフードの確固たる地位を築いたのです。

余談ですが、551の蓬莱の豚まん以外のメニューもかなり美味しいですよ。しゅうまいも美味しいんですが、僕の一押しは甘酢あんの肉団子です。これは、かなり美味しいです。

 

玉ねぎとピーマン、ニンジンを炒めてこれと混ぜるだけで、立派な肉団子の甘酢あんが出来上がります。オススメです!

 

豚まんの美味しい食べ方

お土産の定番である、551蓬莱の豚まんですが店舗で食べる以外はやはり温めなおして食べる事となります。間違っても、そのまま食べてしまうと美味しさが半減されてしまいます。勿体ないので絶対に温めましょう。

 

一番美味しくなるのは、蒸し器で蒸しなおす…これが絶対に一番美味しいと思います。ですが、蒸し器をセッティングするのは大変なので、551の蓬莱公式のレンジでの温め方が良いと思います。

まずは皿に箸を置いてその上に豚まんをセット。箸の下に水をいれてラップしてレンジで加熱していきます。簡易の蒸し器にする訳ですね。わざわざ蒸し器をセットしなくて便利です。

ですが、それすら面度クサイ人には豚まんをサッと水にくぐらせます。それを皿に置いてラップしてチンするだけです。

これだけで、本当に十分な美味しさに仕上がってくれます。生地のモチモチふんわりした感じも復活しますし、なかの具のジューシーな感じもバッチリです。

 

これです、これ!!コンビニのいわゆる肉まんとは別の食べ物だと僕は思っています。最近では、価格が少し高めの肉まんが売られていますが、やはり551の豚まんには敵いませんね。この部門では最強だと思います。

これにカラシを付けて、ハフハフいいながら食べると本当に幸せになります。ちなみに、この豚まんを買った時に付いているカラシですが、これも工場で手作りされたカラシだそうであまり日持ちしないようです。こんな細かい所へのこだわりも味を追求するが故なんでしょうね。

僕は大体2個食べますが、1個目はカラシのみで食べます。2個目はしょう油にカラシをといたからししょう油もいいんですが…僕はソース、それもウスターソースをオススメします。ソースの甘みと、豚まんのジューシーさがマッチして、絶妙の味わいとなります。

ソース推しのお話はこちら

どうですか?551の豚まんの魅力は、伝わりましたでしょうか?たこ焼きやお好み焼とならび、大阪のソウルフードである551の豚まん…関西に来た時は、是非とも食べて欲しい食べ物です。

 

では、また。わかたけでした。

食べ物

Posted by wakatake